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女性の柔道整復師・鍼灸師

柔道整復師や鍼灸師は女性が輝ける仕事

柔道整復師や鍼灸師は女性も活躍している職業です。というのも結婚や子育てといったことがあっても続けていきやすい仕事だからです。柔道整復師や鍼灸師は医療従事職ですが、医師や看護師のように24時間の勤務は行われず、接骨院や病院の整形外科などに勤務した場合は、勤務時間や休日が決まっています。

また、情報処理関連の仕事のように数年で従来の情報や技術が一新されてしまうということがありません。そのため子育てのために数年間の間は休職することがあっても、子供がある程度の年齢になって手がかからなくなってから仕事をしようとしたとき復帰がしやすいのです。

つまり一度専門学校や大学で勉強し、国家資格を取得して、経験と実績を積んでいれば、柔道整復師や鍼灸師の仕事は一生の仕事とすることができるのです。

 

女性の先生は有利

有名選手の影に有名なスポーツトレーナーがいて、それが柔道整復師や鍼灸師であることがテレビ番組で紹介されるようになったこともあって、近年、柔道整復師や鍼灸師の認知度は高くなりました。

そのため、柔道整復師や鍼灸師を志望する若い人は年々増加しており、いろいろな分野に仕事場が広がっているのですが、中には女性の先生の方が好まれる職場も少なくありません。

柔道整復師や鍼灸師の治療は、体に触れますから、女性の中には男性の先生より女性の先生の方が安心できるという人もいます。また女性の立場でものを考え対応してもらえるのは女性にとって心強いところです。

スポーツ関連施設などでは人気が高いようで、女性の柔道整復師や鍼灸師を歓迎しているところが多いようです。

 

産休後も復帰できる

日本では女性の平均年齢は男性の平均年齢より高くなっています。そのため、女性も体が動く限り仕事がしたいという人が増えてきています。柔道整復師や鍼灸師は資格を取得すれば、結婚や子育てなどで一度休職しても復帰がしやすいだけでなく、年齢に関係なく仕事ができるところから、注目されています。

特に最近は健康を維持するためにスポーツをすることが奨励されていることから、柔道整復師や鍼灸師の役割が大きくなっており、将来性があるという点でも注目されています。また、産休育休制度を整備した整骨院や鍼灸接骨院も増えてきていますので、ますます女性の長期活躍が期待されています。

 

 

柔道整復師や鍼灸師の適性とは?


柔道整復師や鍼灸師は骨や関節、筋や腱、靭帯といった箇所に発生する骨折や脱臼、打撲、捻挫、挫傷などを治療します。治療は手術をしないで人間の治癒能力を利用して固定や整復といった手法で治療を行っていきます。病院であれば包帯を巻いたりといった仕事は看護師が行う仕事です。しかし、患部に当て木を当てたりギブスで固定したり、またはテーピングするなどの作業は専門的な知識のもとに柔道整復師自身が行わなくてはなりません。

そのため柔道整復師や鍼灸師には手先の器用さが求められます。また、つねに自分の体をつかって施術を行うため、体力も必要な要素です。たしかな技術を身につけており、かつ体力がある人が柔道整復師や鍼灸師に向いているといえるでしょう。

 

患者さんとのコミュニケーション

医療従事職といわれる職種はいろいろありますが、柔道整復師や鍼灸師は他の職種に比べて、比較的長く患者さんと関わることが多い職種です。

柔道整復師や鍼灸師の治療は人間の治癒能力を利用して固定や整復といった手法で治療を行うため、治癒するまでに時間がかかったり、ときには長期化する場合もあるからです。

その間、患者さんの様子をみながら適切な指導を行っていかなくてはなりません。患者さんに対して正しい指導をするには患者さんの日常生活にも触れることになりますから、柔道整復師や鍼灸師の仕事は患者さんとの信頼関係を築くことが大切です。

患者さんが感じている細かな不快や違和感などの話を聞いて、そして目で見て、触れて患者さんの様子を感じ取って治療をしていくのです。そのため患者さんとコミュニケーションを取る力は、柔道整復師や鍼灸師には必須といっていいでしょう。

 

幅広い年齢の人に対応する柔軟性

近年、柔道整復師や鍼灸師はさまざまな場所でニーズが高まっており、鍼灸接骨院や整骨院、病院に勤める以外に介護保険関連施設、スポーツ関連施設、健康関連施設などでも働く人も多くいます。とくに高齢化した現在の日本では、介護保険関連施設での筋力強化のための機能訓練指導などが望まれています。

柔道整復師や鍼灸師の仕事は幅広い年齢の人と接し、また職場もさまざまな領域に広がってきているので、柔軟な対応ができる力が要求されます。