誰でも、自分の思っていることが相手に上手く伝わらなくて、苦しんだ経験があると思います。
良かれと思って言ったことで相手を傷つけてしまったり
適切な指示したつもりが全く違う解釈をされてしまったり
励ますつもりで言ったのに、逆に落ち込ませてしまったり…
整骨院の中でも院長や副院長などの、人を束ねていく立場になれば特に言葉によるコミュニケーション能力は重要です。
まず初めに知っておかなければならないのは
「言葉で」100%正確に伝えることは絶対にない」ということ。
言葉だけでなく、全てのコミュニケーションは、受け取った人の解釈によって意味づけされます。
その個々で異なる解釈と言うフィルターは
その人が持って生まれた性格や、過去の経験、今の心理状態、刷り込まれた思考などが作り出したものです。
どんなに言葉巧みに表現しても、相手の持つどんなフィルターで解釈されるかは全くわかりません。
つまり、良くも悪くも必ず「誤解」されるということです。
すべてのコミュニケーションには「良い誤解」か「悪い誤解」しかないのです。
では良い誤解が生まれる時と、悪い誤解が生まれる時の違いは何なのか?
それは、「言葉」以前の様々なもので決まると思います。
自分への信頼感や好意的な感情、今までやってきた行動、一貫性、その人が持つ空気感やその時の表情…
結局、話す相手が何者でどんな人物かが問われます。
言葉には限界があることを知っておくこと。
相手にはフィルターがあること。
何を言うかより、誰が言うかが大事ということ。
このあたりを経験で理解すると、包容力がついてきて、整骨院での良い院長・副院長になれると思います。
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